iPhoneアプリ、入手後20日で利用率は5% – まあそんなもんだよね

iPhoneには、まだまだ新しいアプリが必要だ。でも・・・

  1. 似たような機能のアプリが多すぎるのは同意。
  2. 解決すべき問題だとは思わないけれど、解決したいなら、アプリをインストしなくてもお試しできる機能が必要じゃないかと。

さて、冒頭でガっとまとめちゃいましたが、CNETで、iPhoneアプリ、入手後20日で利用率は5%.という記事が上がっていたので、今日はこちらに注目。

ダウンロードしてから20日後にアプリケーションを積極的に利用しているユーザーは5%に満たなかった。

という結果を受けて、この記事は以下のように続ける。

 ほとんどのユーザーがiPhoneアプリケーションにあまり魅力を感じないとしたら、アプリケーションの数がどれくらいかということは重要だろうか。App Storeは供給過剰気味になり始めているのではないかと思える。

私は、この意見には反対だ。特に、アプリの数が『過剰気味』だというところには納得いかない。iPhoneは優れたハードで、プラットフォームだと思う。まだまだ新しいアイデアが目一杯具現化できる場所だ。しかもきちんとお金を取る体制が整っていて、お客がそこにいる。ソフトウェアで稼ぎたい人にとっては、まさにぴったりの環境だろう。

なので、私は以下の理由を支持したい。『だってとりあえずダウンロードしないとどういうソフトかすら分からないもん(英語読めないぞ的な意味で)』

iPhoneには「購入前の試用」機能がないため、ユーザーはアプリケーションを思い切って入手せざるを得ない。ほとんどのiPhoneアプリケーションは無料であり、有料のものも非常に安価であるため、自分のニーズに最も合った1つのアプリケーションを慎重に探し回る理由はほとんどない。

現に、私も多100を超えるアプリをダウンロードして、実際手元に残っているのは、20数個のアプリ達でしかない。

だから、App Storeが現状のシステムが(インストなしでソフトウェアを試すことが出来る環境ができる、などという風に)変わらなければ、この低い利用継続率は変わらないだろうし、そもそも問題視すべき数値なのかもよく分からない。iPhone使用者にとっては、この結果は全く納得を伴うものじゃないだろうか。『今や常識』と言っても言い過ぎじゃないかもしれない。