【生活ハック】まずしさの幸福を知っている人こそ勝ち組じゃないかと思う今日この頃

米買う金を欠いてスパゲティばかり食べていたら、二十歳の誕生日プレゼントは揖保の糸でした(実話)。そんな大学の友人とは今も友達です。
未だに家に電子レンジがなく、フライパン一枚で自炊。
夏も冬も冷暖房器具ほぼ0で、水浴びとかお布団ぐるぐるで乗り切ります。どこに住んでるかって?東京だよ!夏は灼熱だったよ!!(東京の夏にエアコンなしで慣れると、シンガポールとかいっても、あ、そんなにあつくなーいって思えます不思議)
水出し紅茶は何杯も楽しむ質。要らないものはどんどんヤフオクへ、大量の本はlivedoorリサイクルへ。
服も余計なものはほとんど買わず、フリマで仕入れてきたりもします。

こんな風だから、家における本の占有率だけが異様に高いという異空間出現。
さらに、デジタルガジェットと本以外にはあまりお金がかかりません。(その分旅行にがっつりと金回します。)

アライの母君は専業主婦、パパ君は一般企業のサラリーマンで、兄弟は私含め4人!最近では割と子どもが多い家族構成じゃないでしょうか。
食事を事欠くほどではありませんが、これだけいると学費もバカにならず、母から「お金がない、お金がない」と言われ続けて育ちました。

そのお陰か、若い頃からお金儲けな話題が大好きで、高校生でアルバイトデビューして泣かされたり、いいバイトに数年単位でお世話になったりと、コミュ力やらなにやらを育てるのには大変いい環境だったと思えます。

そしてアライはだいぶ「宵越しの金はもたねえ」な部分があります。金を貯め込むより、それで経験を買い自分を育てるほうによほど興味があります。

おそらくこれは、清貧を知っているひとりぐらしだからなのでしょう。お金があればあるなりに興味の赴く方へ経験を買いに行けばいいし、そうでなければ質素に暮らしてシンプル暮らしの快適さを満喫すればいい、と思っています。そこに、「お金がなくなったらどうしよう」なんていう不安はほとんどまったくない。
逆に、元々生活レベルが高かったひとが下げるのに苦労してたり、生活レベルを下げたくなくて職にかじりつく話を聞くと大変だなあって思います。

お金はどんどんよい経験投資につぎ込む。
その代わり、クレジットカードを除く借金はしません。常に収支が+であるように整えています。

これさえ守っておけば、万一お金が0になっても働けばいい。
病気になって働けなくなったら健康保険があります。
それでもダメなら家族、行政だって頼れます。そのために税金払ってるんですから。

貧乏って言葉が、なーんかなあ、って思います。まずしくてとぼしい。
なんだか、質素な生き方を必要以上におとしめている感じがして好きになれないです。
そもそも、お金がないこと=貧乏なのって、経済的に見たときだけですからね。
むしろ、お金がないからこそ精神的に豊かになれることを知っている人が、人生の勝ち組率高いんじゃないかって気がするんですがどうでしょうか。幸福度数的な意味で

※ここでいう『まずしさ』とは、収支0円くらいの暮らしのひとを指しています。つまり、金銭的に豊かじゃないし懐に余裕もないが、生きていくには今のところ問題ない、くらいのレベルです。
※完全に収支マイナスのワーキングプアとか、石川啄木状態のひとはこんな記事を見ている場合じゃないと思いますのでご了承くださいませ。

※すみません、書いててねぼけてた。冷蔵庫はあります。ので文章修正した。でも最初の半年くらいはなかったです。夏の暑さに負けたんや・・・。そして未だに洗濯機がありません。大体石けんで手洗いか、たまーにがっつりランドリーサービスへ。結構これで何とかなるもんです。布にも優しいしね