【アイデア発想】ブログネタに10分詰まったら、近況を録音してみる。ボイレコネタ出し&文章術

Singstar

最近、ブログを書けば書くほど、「ブログネタが尽きて困る」という状況から離れられるんだな、と感じています。

書く作業を重ねてきたことで、ブログネタに敏感になった、というのも、もちろんあるのですが、

それとともに、最近ネタに困らなくなった原因として、ブログ記事のネタだし方法自体が変わってきたというのがあります。

今まで、PCと頭の中だけで組み立てていた文章を、声と耳も使って組み立てるようになったのです。

ブログネタだしの作業方法としては以下の通り。

1.自分の声を録音してネタ出し(テーマが決まっているときは、それについて。ないときは今やっていることを言ってみたり、RSSから流れてくるニュースを見たり、Twitterの呟きを読んでみたり。)

2.それを聞きながら、関連する要点を箇条書きでGoogleドキュメントに打ち込む。

3.それぞれの箇条書きを、読みやすいように並び替えたり増やしたり減らしたり。


4.箇条書きからネタを得て、改めて文章化する

実は、このような書き方をするまでには、ちょっと抵抗というか、そもそも声でネタ出しすること自体に抵抗感がありました。

1.ネタが思いつかず、マイクの前で長時間どもると気恥ずかしい

2.考えがまとまらない状態であれこれ喋るのは時間の無駄な気がする。

3.普段聞いている声と、録音した声のギャップが恥ずかしくて悶える。

しかし、上記のどの違和感も、実際試してみると、考えるよりずっと易しかったり、あるいは慣れの問題だったりします。

1.は、やってみると分るのですが、自分が長考したと思った時間→5秒 とか、よくあります。たしかに、他の誰かと話していて、5秒も間があったら恥ずかしいけれど、今はひとりなんだから気にする必要がない時間。何度か録音している間に慣れます。

2.も同様。実際、考えていることを思いつくままにはき出して、「これでブログ一本分くらいのネタになるかな」と思った録音が3分くらい。短いです。今まで、必死にネタだしに1時間かけていたのが馬鹿らしくなってしまいます。これを考えると、考えががまとまらずにアレコレ喋ったほうが、PCの前で手を動かせず うなるより、よほど効率的だということが分かります。

問題は、実は3.そう3.なのです。やってみると、はじめのうちは多くの人が恥ずかしさで身もだえするんじゃないでしょうか。あるいはちょっと愕然とするかもしれない。あんまりにも、普段意識している自分の声と録音した音声は違っているんです。

たとえば、私の声は、実際私が意識しているものよりも相当女の子っぽい声をしています。ああ、自分の中のボーイッシュなイメージが・・・。

Twitterで、そんなことをつぶやいてみたところ、

自分が聞いている自分の声って、体の中の反響も耳に入ってくるから録音したものと違って聞こえるらしい

という解説を頂いて、なるほどーと納得しました。実際、他の人に聞こえているのは、この録音した音声のほうなんですね。理屈としては分っていも、本当に不思議な感覚です。

上記3つの気恥ずかしさは、もう何回も録音して、聞いて、慣れるしかありません。100回も聞けば慣れます。(多分。)この言いようもない忌避感さえなく なれば、ボイスレコーディングは、本当に心強いあなたの味方になってくれます。ブログのネタだしに毎回困っている方は、ぜひお試しください。