東京23区内、とくに都心あたりになると政治やビジネスに必死こいている人がひしめいている、というイメージをお持ちの方がどれくらいいるかわからないが実際そういうところです。
ただ、なにせ人に限らずあらゆるものの密度が高いので、ビジネスだけでなくエンタメ方面もそつなく用意されている、これが結構でかい。単純に観光していても面白い町なのです。
アライには思い立ったらついフラリと出かけていく定番のお台場ルートがあって、これが中々乙な感じなのでぜひご紹介させてください。
海を渡り、お台場で遊んで、最後に公園でまったりする、という贅沢な景観が味わえるおさんぽです。
それなりに歩くので、ご家族連れよりも大人同士で楽しむのがおすすめです。
1.スタートは芝浦埠頭
ゆりかもめ以外の他社線から来る場合、このスタート地点へ行き着くまでにもちょっと歩くのだけれど、まあお散歩ですからのんびりテクテク歩いてください。
山手線・京浜東北線の田町駅、または都営浅草線・三田線の三田駅から徒歩20分くらいのアクセス。
この芝浦ふ頭駅から徒歩5分くらいのところに、レインボープロムナードという、レインボーブリッジの徒歩入り口があります。
そう、意外と知られていないのですが、レインボーブリッジって車や電車だけでなく、徒歩でも渡れるんですね。もちろん入場料無料。
芝浦埠頭側かららレインボーブリッジに登る際には、南ルートと北ルートを選ぶことになります。南ルートからはお台場フジテレビや観覧車が、北ルートからは東京タワーや都心のビル街が望めます。
日中であれば、お台場が見える南ルートがおすすめ。日暮れの後なら、街の明かりが美しい北ルートも、どうしてなかなか美しい。どちらも捨てがたい感じです。
距離は大体2kmくらいでしょうか、大体30~40分も見てもらえれば大体の人は歩ききられると思います。
※ちなみに、足腰が弱い人、またあまり疲れたくない人への代替ルートとして、日の出桟橋から水上バスを使ってお台場に渡るという手が使えます。
船内アナウンスで、近場の観光ポイントの解説付き。船が好きな人もこっちかな。
2.お台場で遊ぼう!
お台場にはなnでも揃っています。
各種お買い物、美味しいご飯、映画、書店、100均、高級ホテル、ミニチュア自由の女神像まで!唯一できそうでできないアクティビティといえば、お台場海浜公園の目の前の海で泳げないことくらいでしょうか。(遠浅ではないそうで、遊泳禁止されています)
はじめてお台場に来た人がたくさんの選択肢の中から何をしようかと悩むことはあっても、逆に何もすることがない、というふうにはまず陥らないと思います。ので、好きなことしてください。
ただ、参考までにアライがお台場で何をするかというと、本当にゆーーーっくりしたい時に、ホテル日航東京のラウンジでお茶+ケーキをいただきます。
店員さんのスマートなサーブは見ているだけで気持ちがよく、静かにお茶を飲んで、美味しいケーキを食べて、こころゆくまで本が読めます。まさに贅沢。
3.浜離宮恩師庭園を散策
好きなだけお台場で遊んだら、ふたたび船に乗り浜離宮へいってみましょう。本来浜離宮恩師庭園は入場料が必要なのですが、船のチケットを買った時点で入場料も支払う仕組みなので、庭園の中に直接船を入れて降ろしてくれます。
大都会のビル群をしょいつつも、庭園は江戸時代の面影を残したまま、人々を迎えています。
満足いくまで庭園を堪能したら、最寄り駅は新橋。
JR沿線で東京駅にも近いので、陸路を使う大体のひとが帰宅には困らないのではないでしょうか。
ちなみに羽田を使って空路でお帰りになる方は、20~30分ほどで浜松町駅にも歩いていけますので、そこからモノレールで羽田にアクセスできます。
だいたいここまでで、駆け足半日、まったりしたら余裕で1日コースです。
東京観光で時間を取れる方はもとより、東京在住で土日家にひきこもりがち、という方もぜひ一度お試しください。余裕で2~3キロは歩くので、普段オフィスワークメインの方の運動解消になりますし、海にも自然にも触れられてストレス解消になるお台場さんぽです。
ああ、こんな記事書いてたら、また行きたくなりました。