【広報】サマーウォーズのプロダクト・プレイスメント(?)が強烈だった件。

2009年8月16日に鑑賞。

もっとちゃんと見ておけば良かったとは思うのだけれど、とりあえずiPhoneが物語のキーアイテムとして使われていて、ものすごく印象的で。

ほかのブログでも

あと驚いたのは、映画はアニメであるが、 出てくるものはみな実名。 テレビは「SONY」やPCは「NEC」とか 車は「RX-7」とか松坂選手のユニフォームとか 高校野球の中継もあるのですが、 高校が実名だったり、CNNも実名で。

という言及があり、確かに言われてみればそうだなあ、これ(学校の名前などは別にしても)プロダクト・プレイスメントなのかなあ、と勘ぐってしまうPRパーソン精神。

サマーウォーズ オリジナル・サウンドトラック
サマーウォーズ オリジナル・サウンドトラック

ちなみに、プロダクト・プレイスメントというのは、要するにドラマなどの映像の中に、さりげなくPRしたい商品を映し込むことで、自然に視聴者に製品の認知を広める手法を言います。

最近、CMなどの露骨な広告が特に嫌われるようになり、録画後CMをスキップしてしまう人も増えたので、もっと受け入れやすいかたちで、多くの人に自社製品を見てもらおう、という意図があります。

プロダクトプレイスメント – Wikipedia

最近人気のある宣伝方法ですね。

一例を挙げるとすれば、ピザハットがアニメと頻繁にタイアップしています。
コードギアスなんて、ヒロインがピザ好き(毎回配達にくるのはピザハット)というがっぷりとした組みぶり。

言うまでもありませんが、基本的にこの方法を用いる場合、制作会社なりどこなりに、お金が渡っておりますよ。


ここからは、プロダクト・プレイスメントとは関係なく純粋に、サマーウォーズの感想。

良かったです。明るくて、純粋で、勧善懲悪なハッピー物語です。

ただ、詳細な設定を見たときに、突っ込みどころが両手の指じゃ足りないくらい出てくるので、SFを『すこしふしぎ』と、広い心で見られる方にオススメします。

一緒に見に行った技術屋(主にSE,PG)の皆様の間で、設定に関する議論が紛糾していました(笑

個人的には70点くらい。