【ライフハック】集中力を発揮するための3つの鉄則



私の集中力の出方はちょっとおかしい。

うん、わかってるんです。親からも、「あんたはその集中力がもっと別のところに生かせればねえ・・・」とずっと言われてきましたので。

ひとつのことに傾倒しだすとひたすらとまらず、ご飯を抜いてもぜんぜん平気、その代わり集中するまでのパワーが、半端なく要るのです。

そんな私ですから、集中する方法を模索するために、色々本は読んで情報収集してきました。『最強の集中力』とか、『脳に効くなんちゃら~』とか、そんなものを、学生のころから色々と。

とにかく、初頭努力のいるぶんをどう乗り越えるか、をひたすら考えてきました。
結果、私なりの、集中力を発揮するための環境作り、3つの鉄則ができましたのでご紹介します。

・場所を移動する

なにはともあれ、コレです。私の場合、自宅では作業ができません。
PCにはお気に入りサイトへアクセスするためのブックマークが、本棚には大好きな本のコレクションが、枕元には読みかけの雑誌が放ってあり、目移りする要素があまりに多すぎるのです。
とにかく、気を散らすものから逃げて、逃げて、逃げまくります。これが何よりの鉄則。

待って、あの本積読なのよ!とか、出先のカフェで気づいても、泣く泣く諦めがつきますが、これが自宅ですとね・・・。私のヤワなハートではね・・・。

・道具や資料を事前にそろえる

自宅を離れ、私がどこへ行くかといえば、大抵カフェか、ファミレスか、ネカフェです。昼間はカフェ、夜に作業する必要がある場合には、ネカフェのナイトパックをとっていることが多いですね。夜のファミレスは10%のサービス料上乗せがあるだけでなく、大抵のお店で電源を貸してもらえないのが辛いところです。

一方、ネカフェも背後にマンガ本が置いてあったりすると若干辛いですが、作業のため!と思ってあえて目をそらします。電源あり、大抵電波もあり飲み物無料、と、ほんの誘惑にさえ目を向ければ天国です。1時間200円くらいで居られますしね。
それにしても、最近のカフェは本当に進化しております。確かにあれならネカフェ難民出るのもわかる。飲み物無料、シャワーも貸してもらえて、フラットシートなら問題なくゴロ寝できる。ついでに、都内で家を借りるより十中八九安いl。

こういう場所まで出向きますと、万一自宅に忘れ物があってももはやどうにもなりません。やれPCのコンセントをおいてきた、Wimaxのワイヤレスモデムがない、参考書籍がない、と、やっちまったら後の祭り。一気にやる気のテンションもダダ下がりです。

こういうことがないように、出かけの際には、データのバックアップ(大抵はEvernoteに)とPCやガジェットを忘れず詰めて出かけます。そしてやっぱり時折ボケて忘れます。トホホ・・・

・作業内容を砕く

千里の道も一歩から、とはいいますが、千里歩けよ!とかいわれても多分私無理です。でも、『一日一里、3年弱くらいがんばってね』と言われたら、ちょっとがんばれるかもしれません。『一日一里歩いたらご褒美上げるよ』だったらもっとがんばれると思います。

時折、作業を始めようと思ってもどうしても手が動かない場合があります。場所のシチュエーションも完璧、必要なものが全部そろっている、というような時でもです。
そういう時、自分自身ですら戸惑うのですが、よくよく考えてみると、作業があまりに大きな一個の山に固まりすぎて、どこから手をつけたらいいものか途方にくれていたから、ってことがすごく多くて。

そういうわけで、なーんかよくわかんないけど作業の気が進まない、というときは、一度その内容を見直して、できれば何個かの小さな塊に切り分けたほうがいいな、と思っています。

たとえば、10人に手紙を書く、というタスクがあったとき、なんとなく気が進まないのは、一言に『手紙を書く』といっても、その中に小さなタスクが何個も含まれているからでしょう。

手紙を送るには、本文を書くだけでは済まなくて、

・宛先を書いて
・自分の連絡先を書いて
・切手を貼り
・ポストに投函

というような作業も必要になります。
もしここに、本文を記入すればすぐ送れるはがきが10枚あれば、なんか書けそうな気がしませんか?私は、真っ白な葉書を10人分書くよりは10倍くらいがんばれそうな気がします。

以上、集中力をビビビっと発揮するための私なりの鉄則を書いてみました。
私ほどではないにせよ、集中し始めが苦手だ!というひとは、物は試しと思って、ちょっと試してみてくださいまし。効果があったら儲けものでしょ?