初めての花束の買い方贈り方@花屋

wedding bouquet of flowers


友人が就職先決定につき、お祝いに小さな花束を買っていったら、とっても喜んでくれて、その流れで友人ズと花について雑談していました。

その中で、友人Aが、

「生まれてこのかた、一度も花なんて買ったことがないよ!」

などとおっしゃる。
まさか、一度も花屋に行ったことがない人がいるとは思わなかったので、

ええ、嘘でしょう?お祝いとかで贈らない?

と聞いたら、

A「だってお祝いだったら物(プレゼント)贈るし、花を見たかったら庭に植えちゃうし、あんまり出番がない気がする」

と言われました。

なるほど、そういわれればそうかあ。
必需品じゃないし、プレゼントというと食べられたり使える物を贈ってしまうというのも分かる。第一、『贈り物が花じゃなきゃいけないタイミング』なんて滅多にないもんね。

花を贈る文化を持っている人じゃないと、そもそも花を買ったりしないのだ。

お、ということは。

意外と、『大人になっても花の買い方が分からない人』って多いでしょうか?

例えば、会社の送別会で花を贈らなきゃいけなくて、でも花の買い方が分からない、なんて人も居るのかもしれない。
あるいは、純粋に花に心引かれて、花屋の前でちょっと足を止めるけれど、花の相場も注文の仕方も分からないし、何となく入りづらい・・・。と思っている人もいるかも。

今回の記事は、こんな理由で花屋の前で足踏みしている人にちょっとだけ立つかもしれないトピックです。

花の買い方@花屋Q&A

Q1.花って、いつ贈ればいいの?

A.
いつでもOKです。気軽なプレゼントとして贈って良し、『綺麗だったから』と理由を付けて買っても良し。
特に、『見返りを求めないプレゼント』として、花は最適です。(物品を贈られると、なんとなくお返しをしなければ、という気分になりがちですが、花は相場がわかりにくいのでオススメ。)
また演奏会などのイベントでは、出演者に対して良く花が贈られます。友人が出演する演奏会などに誘われていくときは、お花を持って行くといいかも。(出演者へのプレゼントは、会場受付で預かってくれます。)

Q2.花屋って、どうやって買い物をするの?/値段の表記が無いんだけれど・・・。

A.
LV1.
最も簡単な花束の買い方は、店の前に置いてある既成品(多くの駅前花屋さんでは、1000円~2000円前後で置いてあります)を購入すること。好きな花束を選んで店員さんに渡せば、その場でラッピングやリボンかけをして渡してくれます。(ラッピング、リボンは別途100~200円くらいかかる場合があります。)比較的お安く、さらに短い時間で受け取れるのでオススメ。

LV2.店頭へ出向いて、花束を作ってもらいます。
このとき、花束の予算と、渡す相手の
・性別
・用途(卒業式、イベントのお祝い、など)
・好きな色や好きな花(分かれば)
などを伝えると、店員さんがそれにあったイメージで花束を作ってくれます。

最初は、「2000円くらいで、友人の演奏会でプレゼントする花束を作って欲しいのですが・・・」

こんな感じで質問すれば、あとは必要事項を花屋さん側から聞いてくれます。


街の花屋さん相場(お住まいの地域によってお値段が異なるので、参考程度にご覧ください。)】
1000円=ちょっとしたお祝い。そこそこ
2000円=女性が片手で持ち運べるか持ち運べないかくらいのサイズ
3000円=結構ゴージャス。お祝いに。
5000円~=もらった人が持って帰るの大変なくらい(大型イベントならOKかと。気軽に贈るには、ちょっと重い愛情です。)

をイメージして頂ければ良いかと。(バラとか高い花にこだわると大分お値段変わってきますので注意。あと、都会の駅前花屋さんは相場がお高め。)

花束らしい花束を贈りたいのであれば、
「予算1000円で、出来るだけボリュームがある感じに見せてもらえますか?」と店員さんに相談するか、
素直に2000円くらいの予算で花束を作ってもらうのをオススメします。

最後に、店頭で花を作ってもらう場合には、結構時間がかかりますので注意。花束ひとつにつき、20分くらい見ておくと安全です。

LV3.時間が無い人は、電話で予約をしましょう。はじめて花束を注文する人も、LV2.を踏まえておけば大丈夫。
直接店頭に電話をかけ、先と同じ内容を伝えて、受け取り日時も指定しておきます。代金は、大体花束の受け取りとひきかえに支払います。

番外.ネットショップ
ネットで注文すれば配送まで完結できるのがいいところですね!
色や好みを備考欄に記載すると、考慮してくれる花屋さん多数。記念日の事前予約で、日付通りに送ってきてくれるのも便利です。
最近は、前日申し込みでも次の日に配送してくれるサービスもあるみたいで・・・。便利になりましたねえ


最後に、
「花束を贈る相手がいない」と、お嘆きのあなたへ。

花束は、「イベントにこそ!」と、肩に力を入れて贈らなくてもいいんじゃないか、と私は思います。
普段からお世話になっている人に「綺麗だったから買ってきた。あげる」と言って渡せば、それでいいんです。
きっと、「花を贈ってくれた、あなたの気持ち」に、受け取った人は口元をほころばせるでしょう。

「相手は、どんな物が好きだろう?」と気をもまなくて良いということもあり、
普段お世話になっている方に、気軽に感謝を示すためのアイテムとして、『花』は本当に便利なアイテムです。

そうそう、時には、いつも頑張っている自分のために、ご褒美としてお花を買ってみるのも一興ですね。
自宅に花がある風景の和みぶりときたら。そりゃあもう。