【文章術】テクニック編:書く前の儀式を持つ【ブロガーハック 11/10】

Pen, Diary and Glasses

『ブログを書くのが疲れたひとに効く』ブログ文章術、母数あふれちゃいましたけど続きます。今度は目指せ20!ということで。

 今までは割と心構え寄りの話が多かったので、ここいらで多少テクニック寄りのお話もさせていただこうかしらね。

 以前、5倍えばの本を担当してくださった編集Kさんと、
 『文章をたくさん書く人は、大なり小なり「自分なりの儀式」を持っているんじゃないか』
 という話をしていました。確かにナァ、と腑に落ちたものです。

朝のジョナで『魂の文章術』

 もちろん、儀式といっても『魔方陣広げて呪文を唱えてうんたらかんたら』とか、そういうおどろおどろしいものでも、仰々しいものでもないですよ。

 たとえば、私の場合には、

 1.近所のジョナサンにいく 
 2.ドリンクバーでお茶を用意
 3.ブリオッシュのモーニングを頼んで食べる
 4.iPhoneの中に自炊して入れてある、『魂の文章術』の適当な一節を読む

 ここまでが正式な儀式一式です。長いな!w

 しかし、いつでも時間とお金が許すわけではないので、そういうときには『魂の文章術』を読んで略式儀式とします。これでも十分に気合が入る。
 (自炊様様やでぇ)

 もちろん、この記事を書く前にも、『魂の文章術』を読んでから取り組んでいます。

心を落ち着ける・モチベーションを高めるモノや場所を手に入れよう

 もちろんこの儀式のやり方は人さまざまで、私の場合、たまたま朝のジョナが空いていて心地よく、また『魂の文章術』を文章を書く際の大切な指標、ないし心の支えとして持っているのでこうやっています。

 だから、もしあなたが儀式を持とうと思ったら、私とはまったく別のものになるでしょう。

 ただ、儀式を持つ際の指標はあります。

 ・心を落ち着けてくれる
 ・文章を書く事へのモチベーションをあげてくれる
 ・文章を書く事から気を散らさないよう守ってくれる

 心を落ち着けてくれる、という意味では、センスのいいデザインが施された店内や、店員さんのスマートなサービスはその手助けをしてくれるでしょう(だから私は、普段のノマドスペースとしてマックはあまり活用していません)。

 文章を書くモチベーションは『魂の文章術』からもらっています。

 自宅にいると、こうやってキーボードをタイプすること以外にもさまざまな雑事が頭に浮かんで離れません。だからわざわざ外へ出て、数百円のお茶代を払って、雑事に手を出したくても出せない環境を貸していただくのです。

 あなたの周りを見回してみてください。

・あなたを雑事から守ってくれそうな、落ち着ける喫茶店やレストランなどが身近にありませんか?
・あなたの熱意を守ってくれる心の一冊を持っていますか?
・しぼんだ気持ちに活を入れてくれる一言に心当たりがありませんか?(もしあるなら、今すぐ手帳に記入を!)
・文章を書くあなたを応援してくれる友達や家族がいませんか?(書く前にそういう人たちを心に浮かべてみると、「期待は裏切れぬ!」という気持ちになれたりします。)

 自分にぴったりの儀式はすぐに見つからないかもしれませんが、しっくりくるものを求めて試行錯誤するのは、文章を長く書いていく上で大きなプラスになるなあと、この記事上げている最中にもしみじみ感じているところ。なので、オススメですよ。

魂の文章術―書くことから始めよう
ナタリー ゴールドバーグ 小谷 啓子
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