今までEvernoteってもっぱら情報を溜め込む(インプット)場所で、ためたものを表現していく(アウトプット)には別途場所を用意する必要がありました。それは人前で話すことだったり、ブログで書くことだったり。
ですが、どちらも一手間かかります。人に話すには、話を聞いてくれる人が必要ですし、ブログで表現するにしても、ブログを設置して、記事を書いて、さらにブログ上で投稿するという作業が必要でした。
Evernote自体にもノートの共有機能はあるのですが、不特定多数に対する知識の共有という面ではちょいと弱いです。(知り合いにちょっと記事を見せたい、とか、そういう用途なら問題なく使えます。)
しかし、この『Everwiki』は、そこらのブログやEvernoteの共有機能とは一味違います。
なんと、Evernote上のノートを読み取って、そのままブログのように表示してくれる、という、まさにものぐさ表現者にぴったりなサービス!
即座に私がかぶりついたのは言うまでもない。
というわけで、Everwikiを実際に使ってわかったもろもろをまとめてまいりますよー。
Everwikiのイケてるところ&今後に期待なところ
★Evernoteに取り込んだとおりのレイアウトで表示してくれる
ためしに、WEBページをEvernoteに取り込み、それをEverwikiで共有してみたところ、ほとんどEvernoteで見るのと同じレイアウトで表示されました!
ちょっとは体裁崩れちゃうかと思っていただけに、この再現力はかなりぐっときます。
★画像、PDFの表示OK
どちらもEverwikiにキャッシュされたうえで表示されます。
Evernoteで共有してから反映までの時間はかなり短く、5分前後でEverwikiからも読めるようになるとのこと(ファイルサイズにより前後することもあり?)
※試してみたところ、mp3の共有には未対応のようです。おそらくzipもまだかな・・・?今後に期待!
★Evernote上でのリッチテキスト表示にももちろん対応
Evernoteクライアント上で、横線を引いたり、表を作ったり、そのあたりの表示ももちろんEverwiki上できちんと反映してくれます。
※チェックボックスオンオフの表示対応がまだのようです(どちらも灰色のチェックボックスになる)
★ノートブックを3つまで指定可能!
ノートブックごとの使い分けができるのがいいですねー
▲Evernoteのユーザー名がばれる
個人的に、外部の不特定多数の方にEvernoteのユーザー名が知られてしまうのは、セキュリティリスクが増すのでちょっと遠慮したいかな・・・というところです。
さすがに、中に突っ込んでいる情報が、人生なので。
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以上、Everwikiの使用感想でした!
正直、私みたいにがっつりEvernoteの中に私的な情報ぶち込んでいる方がそのまま使うにはどーかなー・・・?というのがありますが
・新規アカウントをとってブログ代わりにしたり
・ライトユーザーさんがインプットとアウトプットを同時に行うツールとして活用
なんてやってみるのは大変有りかと思います!
とにかく、Evernoteのノートがそのまま記事になる、というのが本当に手軽で便利で。
「情報のアウトプットが大事だとはよく聞くけど、手間をかけてまではできないよ・・・」
という方などは、手っ取り早くEverwikiを使って人生はかどらせてみてはいかがでしょうか!