総合旅行業務取扱管理者試験の願書は平成26年8月8日(金)締め切り!受験を決断するなら今だ!
というわけで、久々の旅行業務取扱管理者の話題でございます。
なんか『総合(国内)旅行業務取扱管理者』のキーワードで来て頂いている方が多いのに、勉強法とかまともなこと何も言ってなくて申し訳ない感がひしひしとしてきたので、当時を思い出しながら私なりの勉強方法を書いてみます。
なお、私は国内落ちて総合受かるという謎のミラクルかっ飛ばした人間なので、若干常識が通用しません(白目
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【総勉強時間】
およそ200~300時間
【科目毎の勉強目安】
1.法令
2.約款
何はなくとも丸暗記。重要語句や数字を押さえる。
その上で日本語検定してくるのが嫌らしいところで、落ち着いて問題文の理解を誤らないようにする。
丸暗記の範囲が決まっていて、正確に覚えれば済む分、国内実務、海外実務よりかは遙かに点を取りやすい。このふたつで足切りは絶対にないようにしよう。国内で約款だけアトイチタリナイで泣いたのが私です。
3.国内実務
地理はやってもやっても覚えるべきことに果てがない!ので、ある程度頻出&時事問題を押さえたら、確実に点が取れる航空・JRに時間割くのをオススメ。
航空運賃・JR運賃も範囲が広くややこしいが、覚えるべきことはある程度決まっている。法令約款と同じ理屈。
新幹線や特急のきっぷになじみがない人は、一度くらい買ってみてもいいかも。取り消し料は勉強したとおり、そんなにかからない。
飛行機も、一度くらい乗ってみると実感がわいて勉強しやすいんだろうなと思う。ANAかJALのWebサイトで、予約まではやってみるといい(入金しなければ一定時間後予約破棄されるので安心)
時刻表も、本屋でぺらぺらとめくってみると面白い。興味関心大事。
4.海外実務
地理の扱いは国内と同じ。重要項目をまず押さえて、その後他の科目を押さえ、最後にまた帰ってくるかんじ。
2レター3レターは気合いで覚えるのだ。ANAがNHなのは日本ヘリコプターが前身だから、とか、ピーチがMMなのは桃からきてる、とか、豆知識を仕入れつつ覚えると丸暗記の苦痛が少し減るかもしれない。
カナダの都市とかY大杉だけど頑張ろう。NYロンドンの空港、全部の名前と3レター言えますか?
最大の難関、国際航空運賃。一番やっかいだが出来ないと話にならないものでもある。国内の航空・JRと同じで、覚えるべきことが決まっているので地理よりはマシだと思おう。私が数字苦手なのもあって、一番力を入れて勉強した科目。
英語が出来ない場合は最初から捨てる。20点はないものと思って、他のところで補う努力をしたほうが、英語勉強するよりも楽。
時刻表や出入国がらみも、細かいけど落さない。ここが取れれば英語20点分を補える。
【勉強方法】
まさかこれからゼロスタートって人は滅多にいないと思いますので、テキストは割愛。今持っているものを丁寧に読みこなすのが一番。ま、まさかこれから・・・!?な人は、大型書店で一番しっくり来るものを手に入れてください。でも今から前知識0でやろうとするなら、相当力入れないとキツイかも。国内海外地理知識が豊富な人とかならワンチャン
とりあえずテキスト一周したら、次にユーキャンの問題集を一周・・・したいところだけれど、多分解いている途中で詰まるので、詰まったらテキストに戻る。
一周できたら二周目に突入です。ワンモアセッ!
私は結局3周しましたが、時間が許す限り4周でも5周でもするといい。欲張って他の会社の問題集とか手を出す必要ありません。
私の合格の秘訣はこの問題集なので、ユーキャンには頭があがりません。ユーキャン信者。
(もし他に手を出すとすれば地理の問題集ですが、国際航空運賃ミスってるうちに手を出すのは時期尚早です)
テスト日1週間前になったら、今度は本物のテスト問題を解いてみる。
JATA公式で、過去5年分の出題問題が、なんとPDFで無料配布されています。コレを使わない手はない。
ただし、法令や企業ルールの変更により、一部現行とそぐわない問題があって、多分それを間違えます。でも、それ以外にきちんと答えられていて、合格点を足切り+20点くらいで超えられていれば結構安心できます。公式過去問、結構歯ごたえあるよ。
あとこれは人によるのかもですが、私はテスト前日10時間ぶっ通しで過去問解き続けていました。
前日はゆっくり休んで当日に備えるノデス・・・というのは私の中では嘘だ。
以上、2012年に総合受かった私の勉強方法でした。
今年受験する皆様の努力と(主に英語えんぴつころころマークシートが当たる)幸運を祈ります!