ジャンボやきとり屋さん『鳥貴族』の凄さについて、マーケティング視点から語りたい。(上)

「鳥貴族」の社長の息子は関ジャニ8の大倉忠義

・・・なんて小ネタはどうでもいいのだ。(へーへーへー)

鳥貴族メニュー
最近『無性に鳥食べたいシーズン』を迎えている新井が、最近大変お世話になっているお店がこちら、鳥貴族です。
安くて沢山食べられてそこそこ美味しい!

という、懐寂しい若者、お姉さん、お父さんに優しいお店です。

業務展開どんな感じでやっているのかなー?と、色々調べていたら、ビジネスアイデアを追うものとして、そこらの書籍より断然参考になる内容だったので、これは徹底的に紹介したい、と記事を起こしました。
まずは、鳥貴族の凄いところ徹底紹介。

【ここが凄いよ!鳥貴族】

★ジャンボ焼き鳥も、おかわり自由のキャベツ盛りも、軽く2人前ある炊き込みご飯も、ビールも全部280円均一!メニューはこちら

★淡麗(大)は、コンビニで買うより安いらしい。

★お通しなし!↑と合わせて、とっても明朗会計

★8人以上集まれば、宴会コース2時間2800円(税抜)で飲み放題&食べ放題・・・!(年末や4月前後は予約殺到するんだろうなぁ)

うはあ、改めて書き起こしてみても、お得度がハンパじゃないッス・・・!まさに、不況と騒がれる今にこそふさわしいお店ですね。

・・・でも、ちょっと安すぎじゃね?品質とか大丈夫?と不安に思ってしまう方もいらっしゃるのでは。
(私も最初、あんまり期待しないで行きましたし)
次に、鳥貴族がどんな戦略で、この価格を実現しているのか見ていきましょう。

【鳥貴族の妥協点】

★メニュー品目数を減らして効率化。

★時間がかかる炭火焼きをやめて電気グリルに。

★料理の出が早いため回転率が高い。(客単2200円、回転率2・5 だそうで。)

★家賃の安い2Fなどに出店。路面店は少ない。

上記を見て頂いて分かるように、『備長炭を使った本格焼き鳥!』というわけではないので、味はもちろん「最高-!!!」っというものとはいきませんが、少なくとも家で他品目をそろえて作って食べるより、コスパは俄然いいはずです。

【鳥貴族のこだわり】

★肉は国産、店で串を手打ち。

★鳥釜飯は、注文が入ってから目の前で炊き始めるよ。

★キャベツはおかわり自由だよ。

この辺り、素人考えでは『回転率や単価わざと落す要素になってない?』と不思議に思ってしまうのですが、
それでもこれをやるってコトは、

客の回転率<お客様満足度

という判断がなされているんでしょうね。
うん、確かに、↑を期待して鳥貴族行きます。無くなったら相当寂しい。

というわけで、今回は鳥貴族の基礎なデータや戦略についてさらっていきました。
次回は、私が実際に足を運んだ大久保店の感想と、店のオペレーションなんかについて語りたいと思います。

鳥貴族特集、(下)へ続く。

※参考ページ※