【旅行/出張/ノマド暮らし】海外でJCBが超絶便利な理由、あるいは日本人の日本人による日本人旅行者のためのカード話

2011.01.11.-12.Seattle To Narita Japan

「海外じゃJCBカードなんて全然使えないんでしょ?」

という理由で、JCBのクレジットカードを自宅においてけぼりにするのはやめてあげてくださーい!

そもそも、JCBとVISAを比べること自体が実は結構ナンセンスだってこと、ご存じですか?

確かにどちらの国際ブランドにもクレジットカード会社としての機能があるのですが、JCBは『T&Eカード』 VISAは『決済カード』としての側面を強く持っているそうです。

T&Eとは、トラベルアンドエンタテイメントの略。つまり、海外旅行や出張等、実際に会員が活動するときのサポートに重点を置いています(そして決済機能はぶっちゃけおまけ)というカード。アメックスやダイナースもこちらのT&Eカードの分類に入ります。

対して、VISAとマスターカードは、会員のサポートよりも『どこでも決済できること』を目指した決済カードとしての側面を強く持っています。

つまり、5大カードブランドのうち、アメックス・ダイナース・JCBの3種と、VISA・マスターカードの2種は全く毛色が違うカードだということ。(ちなみに、決済カードの2種は、T&Eカードに比べて加盟店の手数料がお安く抑えられているので、加盟店がたくさんいるらしいですよ。欧州ではマスター、それ以外ではVISAが強いとか。)

私もこの違い、最近知ったんですが、確かに、JCBはサポートがとっても良いのですよね。たとえ一般カードであっても。今回は主に、新井が香港&台湾にJCBカードを持って行ったときに受けた特典について書いてみますよ。

初めての旅行地にあれば、まず直行:JCBプラザラウンジ

日本人がよく訪れる旅行先には、ほとんどの場合JCBプラザがあります。

また、さらに人気のある場所には、JCBプラザラウンジという、JCBカード会員だけが使えるラウンジがあるんですねー。ラウンジを訪れた際に、JCBのカードを受付の人に見せると無料で利用することができます。

新井も、香港、台湾ともに、このラウンジを利用させていただきました。

このラウンジでは、PC使い放題印刷し放題、その土地の旅行本読み放題、ドリンク飲み放題、当日中なら荷物も預かってくれて身軽に観光できる、現地観光ツアーやホテル、レストランの予約を代行してくれるなどなど、サービス盛りだくさんなんです。ラウンジのスタッフさん手作りの手書き現地滞在マニュアル(交通機関の使い方、現地の名物店の紹介など)JCBカード持ちなら立ち寄らない手はありません!

また、何か困ったことが起こった際にも、電話して相談することもできますよ。旅の心強い味方です。

ちなみに、グループでお邪魔する際も、そのうちの誰かがJCBカードを持っていれば使えるそうですので、気軽に行ってみてくださいませ。

提示するだけで割引!:JCBショッピング&ダイニングパスポート

JCBプラザラウンジでまず手に入れたいのが、このJCBショッピング&ダイニングパスポートです。
これは、いわば割引クーポンの小冊子なのですが、ここに載っている地域の地図がとてもわかりやすくて、いつもこれを持ち歩いて旅をしています。さらに、意 外とその土地の有名店やおいしいお店の割引を押さえていたりするので、たとえば台北で小籠包食い倒れの旅をやりたい!というときは必須、超必須。日本にい ても、PDF版を印刷して持って行けるので役立ちます。

他にも海外旅行を楽しくするサービスが満載!JCBワールドサポート

そのほかにも、期間限定のキャンペーンや、お得な割引、旅行を快適にしてくれるサービスが盛り沢山!すべて、JCBのマークが付いているカードを持っていれば使えます。年会費無料のカードだってもちろんOK。

ここでは説明しきれないほどの魅力いっぱいのサービスが目白押しなので、渡航前にJCBワールドサポートのWEBページを忘れずチェックしてくださいね!

ちなみに、私は陸マイラーなので、ANA JCBカードを使っていますが、別にマイルを貯める気がなくて、上記のサービスを使ってみたいだけ、という方の場合は、年会費無料のJCBカードの中だと、『JCB EIT』とかお勧めです。

理由は、

・無料のくせに海外旅行傷害保険付き、しかも自動付帯!(このカードで航空券やホテルの決済をしなくても、持っているだけで保険有効)
・ショッピングガード保険も付いてる
・カードフェイスのかわいさ(チェック柄かわいい)

です。ぶっちゃけ、海外旅行のお供としては、そんじょそこらの有料VISAカードとタメ張れるレベルのサービス内容。一枚お供にしていけば、いざって時絶対役に立ちますって。おすすめです

参考サイトさま:
http://www.creditcard-staff.com/