『自己啓発本はなぜ早寝早起きを勧めるのか』がやっとわかりました!

大変ご無沙汰しています! アライです。

前回の記事ほぼ3年前ですか……! うぉぁー

開店休業状態が続いていますが、今日ばかりは書き留めておかねば!!! と、読書後ルノアールから急いで帰ってきました。

なんといっても、十年来の謎だった

『自己啓発本はなぜ早寝早起きを勧めるのか』

がやっと分かったんです!

 

睡眠について言及する本は多いですよね。『睡眠は量ではなく質だ』というのもあるし『早寝早起きの勧め』というのもある。

その昔、朝活が初めて流行した頃に読んで影響されて、ちょっとだけ五時起きを試したことがありました。

……が、結局長続きしませんでした。やってはみたんです、少し走ってみたりとか、白湯を飲んでみたりとか、読書、瞑想。でもどうしてもどうしても朝はぼんやりしてしまって、シャワーを浴びてやっと目が覚める、ご飯もあんまり食べられない……

こういう具合で、私の体調に合わないなと思ったのが辞めた理由のひとつ。

もうひとつの理由は、夜のほうが圧倒的に活力が有り余るからです。

仕事が終わっていようとそうでなかろうと、午後七時からが人生の本番!!!!! って感じで、疲れは疲れとして感じるけれど、逆に身体の調子絶好調、パフォーマンスが上がりまくってる(ような気が自分ではしていた)。

書店に寄って立ち読みして買って帰って、料理したり文字を書いたり読書の続きを楽しんだりゲームしたり。時々は人と会って話したり、映画見たり美味しいご飯食べたり!

 

ひゃっはー! 夜こそ我が春ー!!!

 

完全に体感なんですが、脳汁もしくはアドレナリンまたはオキシトシンだっぱだっぱ出るのが夜七時以降なので、ぼーっとした朝との価値なんて比べようないのですよ、完全に夜の圧勝ですよ。

 

夜のほうが自然と楽しい気持ちになっちゃう、そういう調子なのは今も変わっていません。

 

※仕事からの解放感も手伝ってそう思うのかもしれない?

 

……でも、でもですね、心は変わらずとも変わっていくのが己の身体だ。

20代の頃なら、残業込み11時間労働の後からでも思う存分駆けずり回って遊んだ後翌朝定時ギリギリ、いやむしろ間に合わないからヘイタクシーダイナミック出社!!! をキメられていたのが、この年(なんと33になってしまった!)にもなるとあんまり考えがたい。毎日ちゃんと7時間、せめて6時間は寝たい。規則正しい生活したい。定時上がりでも仕事終わったあとはちゃんと疲れる。

そんな具合に、過去のぶっ飛んだ生き様を諭すようなほどよい老化を感じた瞬間、なるほどこれか……!!! と思いました。みんなが早寝早起きを勧める理由!

 

 朝は寝て起きたばっかりだから疲れてない!

 充電100%状態の自分を自分の好きなことに使える!!!

 

実に当たり前の話です。当たり前なんですが今までそもそも夜だって眠る前まで疲れてなかったから知らなかったんだよ。なんでみんなそんな寝起きぼーっとする朝活を勧めるの? 高血圧なの??? としか思えなかった。いやそれは違う、逆です、私が朝低血圧だからだ。

 

 結論! まだ二十代で体力有り余っており、仕事終わりで疲れを感じない人は無理して朝活とかしないでもいいと思います!!! そのうち勝手に「あ、これ夜遅くまで疲れた身体で作業してるより、朝起きてやったほうがパフォーマンスいいわ」と感じる瞬間が来ます! それまでは別に無理して朝活とかしなくても! いい!!!

 

……あまりに深い十年来の疑問が、己の老化で解決されました。

これだから年を取るって面白いなあ。

 

 

ちなみに、読んで考えた本は『自分の時間 / アーノルド ベネット』

ベネットおじいちゃんもはよねろ、朝は夜の倍以上の価値があるって言ってる。