営業をやったことがない、という事実に愕然とし、今更焦りを感じるためにも、本を読もう。

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Creative Commons License photo credit: gcoldironjr2003

 

急募:営業スキル

 昨日、広報の本を読みあさっていて、「広報はもっとがっついて、営業バリの仕事をしていい」と気づいたとき、自分があまりに内向きな、営業スキル皆無人間なのだと気づいてしまいました。(´・ω・|||)ガーン

 【図解】
 広報本読む
 ↓
 攻めの広報は営業職だということを確信する
 ↓
 自分の営業スキルのなさにビビる。
 ↓
 焦る(←今ココ)

 私、今までクリエイティブやカスタマサポートなど、内勤ばかりやってきていたせいで、電話営業ですら怖がるくらいのチキンなのです。飛び込み営業?何その羞恥プレイ・・・!

 そんな焦りにさいなまれながら考えていると、そういえば世間のビジネスマンの1/3くらいは営業マンだ、という事実を思い出し、「世間の1/3のビジネスマンが出来ることが、自分は全然出来てないんだ・・・。」と更に凹んだGW二日目。
 個人的に、カスタマーサポート(プロフェッショナル)と飛び込み営業(プロフェッショナル)は、本当に会社の宝だと思います。同僚や先輩後輩に関係なく、そんなスタッフは大事にしてあげなきゃいかんよ。

 とはいえ、こんな風に自分の能力のなさに気づけるのも、周りのビジネスパーソンがいい仕事をしているから、そして書籍から外部の情報を取り入れることを続けているからなんだよなーと思うわけです。

 今回の一件で、”『自分って何も分かってないじゃないか!』ということに気づく、というのは、口で言うのは簡単だし、一見大事なことのようには見えない。でも実は、無知の知に気づくことで、時に革新的な発想を生み出すことが出来るんだ”ということに気づいたんです。

 具体的には、今まで、広報の仕事って、記者さんにもこちらから会いに行くより、来て話を聞いてもらうような、受け身な業務内容が多くを占めていて、こちらからアピールすると、記者さんはむしろ嫌がるんじゃないか、というイメージを持っていたんです。あと、頂いた見本誌の感想を申し上げるのも、なんだか差し出がましい感じがして、いままでむしろ避けていました。

 でも、広報本を何冊か読んでいると、実はそうではないみたい。メディアさんは情報を貰うこと自体は喜んでくれるし(広報の基本事項を分かっていない会社は嫌がられる)むしろ、元営業出で、メディアさんに上手にアプローチしているの人のほうが、広報で上手に成果を出しているし、メディアさんと率直に話し合って、対等な関係を築いている広報さんのほうが強い!ということに気づいたんです。

 ベテラン広報さんからすると、あんまり基本的すぎてばからしく聞こえるかもしれませんが、個人的にこの事実を知ることが出来たのは、自分にとって驚きで、かつ、「もっと積極的にメディアさんにアプローチしていってもいいんだ」というお墨付きを貰ったみたいでうれしかったですね。

 ああ、まさにこれが発想の転換ってやつだ!と思いました。

 こういうことを本から学んだり考えられるのも、やはり余裕のある連休だからこそですね。

 読書と思索サイコー。GWサイコー。