米国の口座を持ちたい、でも高い手数料は払いたくない、という方にピッタリのサービスを教えてもらいました。
ペイオニアは、米国からの送金を米国の口座で受取りデビットカードで引き出すことができるサービスです。
バーチャル口座と言いながらも、出来ることは振り込まれたお金の引き出しだけなので、本来の金融機関とは全く別物です。
TechCrunch Japanこちらの記事でも述べられているように、『バーチャル口座を振替え等に使うことはできないし、利息も付かない。』
でも、海外セラー(オークションや個人のネットショップで販売をしている人)や、アフィリエイトユーザー、あるいは米国口座を持っていなければ利用できないサービスの前でハンカチを噛んでいるような人にはまさに僥倖といえるサービスでしょう。
海外で大きなシェアを誇る決済サービスといえばPaypalですが、ここから日本の銀行へ送金するには、手数料が掛かるのはもちろんですが、時間も掛かる。入金まで数日必要です。でも、ペイオニアが発行するデビットカードを持っていれば、入金されたぶんを近所のATMからすぐ引き出すことができるのです。便利!・・・なはず。きっと。
なにせ、これから作ってみるのでどうなる事やらドキドキです。
ペイオニアにアクセスし、『Sign Up Now!』をクリック。
ここからは日本語化されているのでかんたん。
個人情報、アカウント登録、身分証明登録の3つを一気に行ないます。
最初に個人情報の登録から。
入力は全て半角ローマ字で行ないます。
自分の名前・生年月日・住所・電話番号を入れて次のステップへ。
(0から始まる番号だと蹴られるかな?と思ったけれど大丈夫でした)
ユーザーネームとパスワード、あとセキュリティの質問。
このあたりは定番なので困りませんね。
最後に身分証明のチェックです。
ペイオニアに登録する際使える身分証明は、
・身分証明書
・パスポート
・運転免許証
の3種類。私はパスポートを使いました
というわけで、以上登録完了!
今のところペイオニア側で承認作業をしてもらっているところです。
そうそう、最後にペイオニアを利用する際の手数料について。
まず、年間のアカウント管理費が$29.95かかります。また、1回現金を引き出すごとに$3.15。ここまでは必須でかかります。
また、ATMからの照会でも$1かかるようなので、残高チェックはなるべくインターネット上から行ったほうがいいでしょうね。
アカウント管理費がかかる時点で料金面ではPaypalがガン有利ですし、1回の引き出しごとに3.15ドルというのも決してお安くはありません・・・が、入金されたお金をすぐ引き出せる、という恩恵は、商売によっては大きいものです。
海外でビジネスを展開している、あるいはやってみたいという方は、擬似的に米国の口座をもてるこのサービスを利用してみてはいかがでしょうか?