突然、文章を書きたいと思う。
何を書くか、というテーマをすっ飛ばして、書きたいな、と思う日がある。
すぐにテーマが思い浮かべばいいが、そうでないこともあって
そういう時は小説や漫画やブログや、とにかく文字にさわりにいく。
ブログをはしごしていると、琴線に触れる文章に出会うことがあって、ああこういう風に書けたらなと思う。
たとえば、『気が付けば82歳』さんが素敵。
日々の生活を書き出すときの、飾らず素朴なことばづかいが好きだ。
それに、お年を召している方とだって、感じることは一緒だよねと思える。
2013/10/20『「尊厳死を考える」を』
話を聞いて身辺整理だけはしなくては私だってチョット恥ずかしいな。
大事な事だと傾聴しながら少し気が沈んだ。
悟ってない。
それはそうだよね!!
死については、年を重ねると身近になるから考える問題、というだけのことで、怖くない、とか悟ってる、とかそういうこととは全然違う。
人間だもの。
でも、こういう風に思ったことを素直に文章にあらわす、というのは、実はとても難しいと感じる。
ブロガーの文章術、というと、人目を引くのが第一だから、
タイトルには数字を入れよう!
『まとめ』が効果的!
文章は言い切ろう!
オーバーな表現も取り入れて!
・・・なんて、どうしても誇張テクニックばかりが育っていく。人のことは言えない、私だってそうだ。
だからこそ、自分の気持ちを思うとおりにのびのびと書き出せる文章はまぶしい。
読むと心ものびのびとリラックスできるようになって、陽光に当たるみたいにあったかい気分になって、ほんの少しだけ、うらやましいなと思う。エッセイの才能、いいなあ。
ないものねだりということだ。