昔、広報職をしていたころ、取材に来てくれたカメラマンさんに聞きました。
「写真って、どうやったら上手になりますか?」
カメラマンのお兄さんは笑っていいました。
「数を撮ることですね」
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っていうやり取りが、ずっと頭に残っています。もう3年以上は前のことなのに。
以来、『量が質に転化する』信者になりました。
もちろん、質を卑下しているわけではないですよ。
ただ、私の場合は、手元のリソースを、一つの作品に極限まで注ぎ込むのではなくて、同じ力で10個の品を作るだろうということです。
このブログで言えば、分野にこだわらず、直感的にいい!と感じたことや、人に言いたいことをとにかく書いてみる。数うちます。当たるまでうちます。
んで、実際書いてみて当たった記事に関連したことを、長文のまとめとして書く、ということを、最近のネタの広げ方としてやっています。
一例として、伊勢神宮のご飯記事が当たったので、その関連として、伊勢土産のまとめ記事を書いてみる、とかですね。
数を書いていると、常にネタが必要になるので、自分の全方位に対してアンテナがぴんと立つ感じがして、自分が何を考えているのか、どう感じどんなところに感情がひきつけられているのか、意識するようになります。それがまた、面白い。
自己紹介をするなら、きっと私が口で語るより、私のTwitterとこのブログを読んでもらうほうがわかってもらえるんだろうな。