という記事を見ていて、内容がかなりアメリカ仕様なこともあり、もうちょっと細かく書いておいたほうがいいんじゃないかなー?ということをいくつか見つけたのでまとめます。
なお、新井は、海外といえばもっぱらアジア圏ばかりが得意なので、そちらのほうをイメージしています。
挨拶を知っておく+笑顔で
その国の「こんにちは」「ありがとう」(あと、できれば「すみません」2種類)を知っておくだけで、旅の快適度ばかりでなく、安全性も上がります。
英語だと Hi, Thank you, Excuse me, Sorry。
たとえば、日本に旅行に来ている外国人さんで、無口でぶすっとしている(ように見える人)より、ちょっとでもがんばってコミュニケーションをとろうとしている旅人のほうが、助けたい!って思いますよね。こういう心理は万国共通のようで、困ったことがおきたときに、お国の言葉が分からなくても、挨拶とジェスチャーで大抵なんでか助けてもらえてしまう。ありがたやありがたやー
あ、あとなんか、アジア圏でさようならが バイバイ で通じちゃうところ多い、ような・・・日本でも通じますよね。便利です。
大使館orサポートデスクへの連絡先を知っておく
ライフハッカーさんの記事では、旅先近くの警察署、消防署、病院など、緊急時に連絡したい場所の電話番号を書いたカードを用意しておきましょう。と書いてありますが、正直ここまでしなくてもいいかなぁと。
万一何かあっても、警察や病院の場所は、お世話になっているホテルで聞けば済むでしょうし、語学が不安なら日本大使館に問い合わせるという手もあります。
さらに、個人的にお勧めなのは、T&Eカードのサポートデスク番号を控えておくこと。
トラベルアンドエンタテイメントカード、略してT&Eカードは、サポートが充実しているクレジットカードの一種。アメリカンエクスプレス、ダイナース、JCBなどがこれにあたります。
とくにJCBは日本のカード会社なので、いざというときの電話サポートも日本語でOKなのが心強い。24時間、不慮の事故や病気などがあった場合に助けてもらえるJCBグローバル・ほっとライン24は、JCB会員が覚えておきたいサポートデスクです。
国際電話のかけ方を知っておく
何かあったときに、日本の知人に連絡をしたいけれど、かけ方がよく分からない・・・とならないように、知っておくと、何かと便利。
国番号(日本の場合は81)のあとに、日本宛の電話番号の冒頭0を抜いた番号にかけると国際電話でつながります。
たとえば、日本の携帯電話090-1111-1111宛に電話をする場合・・・
8190-1111-1111
になります。
外務省の安全情報を調べる
お出かけする前に、行き先の安全情報確認は大切。注意勧告(レベル1)くらいまでならまあまあ、というところですが、渡航延期勧告(レベル3)出てるのに気づかず突貫した日にゃ。まあ、まずないと思いますがね!レベル3で大体のツアーは中止になるらしいですし、日本でもちょっとしたニュースになるだろうし。
あと、スポットで最近発生した事件や、多発している犯罪についての注意が載っていたりもするので、出発前に目を通しておくのがおすすめです。
夜歩きのできる場所かどうか調べる
たとえ安全情報で特別問題がなかったとしても、油断は禁物です。
たとえば、東京より安全かもしれないシンガポールの只中にあっても治安が微妙な土地はあるわけで、そのお国、さらにその町が夜歩きに適しているかどうかの情報だけは事前に知っておいていいかもしれません。
ただ、もし事前に治安情報を入手し忘れたとしても、その土地の安全性を大体把握する指標があります。夕方になって、ファミリーでお出かけしている人が多ければ大体安全、子供が少ないなら夜歩きを控えるのがおすすめです。(あくまで目安としてお使いください)
人にホイホイついていかない、もらった物に口をつけない。
なんだか、お父さんお母さんが小さい子に諭すような内容ですが、やっぱり大事なこと。
たとえば、日本でタクシーに乗ることは(値が張ること意外は)特に悩むことではないと思います。しかし、海外ではタクシー運転手さん全員が善良とは限りません。ボッタクリから強盗まがいまで、問題が起こる可能性はままあります。
個人的に、台湾とシンガポールのタクシーさんは無問題(韓国タクシーには乗ったことがありませんが、模範タクシーさんならたぶん問題なしではないかと)香港でちょいトラブったことがありますが、まあ許容範囲内。タイとかは・・・正直初心者にはおすすめできない。
海外のタクシーは日本よりぐっと割安なこともあって、使えると便利なんですけどねー・・・。安全性とか渋滞のことを考えないで移動するなら、やっぱり鉄道が便利じゃないかしら、と思ったり。
あと、私は遭ったことないのですが、最近睡眠薬を使った詐欺が流行っているそうで。
親しげに近づいてきて、睡眠薬や麻薬の入った食べ物や飲み物に口をつけさせ、酩酊したところで荷物を盗っていくのだそうです。なにそれこわい。
断固としてNOと言う姿勢を持つ
断るのが苦手な日本人・・・とはよく聞きますが、あいまいな態度がご法度、という場面では、断固としてNO、といい、その場を去る勇気が必要。断りきれぬままほいほいついていって高いものを売りつけられたり犯罪に巻き込まれた日にゃ目も当てられませんね。
というわけで、思いつく限りの護身用ノウハウをまとめてみました。
ま、ここまで散々おどかしておいてなんですが、日本旅行客の多い地域であれば、めったに問題はおきないと思われます。気を抜かなければ、なおさら。
7月の三連休や夏休みを控え、ちょっと海外にと、足を伸ばす方も多いかと思いますので、ほどほどに気持ちを引き締めつつ、大いにお楽しみくださいませ!