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【ビジネス】本を書くことについて、読者が知らない8つの出版業界事情

Written on:9月 15, 2009
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先月まで企業広報をしていたご縁、また個人的になご縁もあって、お友達に著者さんや出版社にお勤めの方が多いです。
最近、離職したのにかこつけて、やたらご飯やら飲みやらを一緒にさせていただく機会が増えました。とっても嬉しい。
そんな時に聞いた話で、私が『へぇー』と思った業界事情(多分ご本人達にとっては常識)をまとめておこうという記事です。

★著者は、出版社から自著を定価の80%で買える
これは、複数の出版社さんで似たような話を聞いたので業界基準?Amazon総合ランキング入りを目指して著者が買い取る、なんて話もよくあるようです。(はてブコメより:都市伝説らしいです。)
あと、これは私が会社勤めしてた頃、『御社サービスの本を出しませんか?その際、ぜひ買い取りをご検討いただけると・・・』と、話持ちかけてくる時点で露骨に買い取り要望してくる出版社さんもあったなあ。

★でも、定価の100%で書店から買う著者さんも。理由は・・・
某先生いわく、「書店に少しでも頑張ってほしいから」らしい。こちらも具体的数値は聞いていませんが、安く買えるのをわざわざ書店通して買うくらいですから、相当厳しいんでしょうね・・・。

★著者の印税は10%出たらスーパースター級
普通はもっともっと少ないらしいです。それに比べて取り次ぎは・・・

★取次が持って行きすぎ
具体的な数値は聞いていませんが、大したことしていないのに数十%持って行くらしいです。(※取次の手数料については下部に追記あり)

理由は、出版の仕組み自体が取次なしには回らないようになっているから、らしい。取次め・・・。
でも、最近は取次通さずに販売するところも増えていますよね。出版社側ではディスカヴァーさんとか、書店側ではAmazonなんかが有名。

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★書籍のタイトル、帯のキャッチは 大体編集者が決めている。
著者にとっては一生懸命建てた家の看板を、勝手に決められるようなものなので、編集者に変なタイトル付けられた!って凹む著者さんも少なくないらしいですよ。
もちろん、反対に編集者さんのタイトルのおかげでバカ売れする本もあり。

★今はamazon総合1位を取るのに、数日間で400~600冊の販売が必要、らしい。(「ビジネス書」のトリセツ P237)
一方、こちらは聞いた話。2007年は、200~300くらいでの1位入りもできたらしい。(もちろん、人気の出版物と販売日が近い場合は もっともっと必要ですが)Amazonキャンペーンが大変な時代になりましたね。

★出版はバクチ。重版で利益を生むしくみ。初版の印刷部数は、著者の知名度依存
なので、有名著者でたくさん刷って、意外と売れなかったりすると大変みたいですよ。

★最近の出版社さんは保守傾向
安定して人気のシリーズ物ばかりだしたり、うけそうなテーマの似たような本を出す傾向があるらしい。
某編集者さんいわく、「編集者として、もっと冒険した本を作ってみたいという気持ちもあるけれど、会社の経営状況も楽じゃないみたいだし、今は正しい方向だと思う」とのこと。

※以上、私が複数の著者さんと編集さんから聞いた話でした。いや、全く知らない他業界の内部事情は、聞けば聞くほど面白いですね。
※もしあなたが出版関係者で、上記の記述の中で「これは違うだろ!」とか、「実はウチの業界、~~~なんだよね・・・」みたいなツッコミがあれば大歓迎です。ぜひお寄せください。

9/15 16:58 はてブコメを反映→ 修正&追記
※取次が持っていく手数料割合ってどんなもんですか?私は数十%って、某雑誌編集の人から聞いたのだけれど。単なる勘違い?それとも、単行本とかになるとまた違うのかな

9/15 19:20 Twitterコメを反映→ 追記
※よく言われるのは取次8%ですね。実際は取引先によって幅があるけど、10%台でも数十とは言わない。雑誌でもそう変わらない筈。

2 Comments add one

  1. Pingback:著者の立場から補足説明 → 本を書くことについて、読者が知らない8つの出版業界事情 - ネットスクランダー

  2. kajie says:

    取次が「大したことしてない」というのは、おそらくお話をされた出版の方のご感想かと思いますが…物流、商流などを考えると、取次の機能は非常に巨大で膨大で寡占的です。であるがゆえに、流通が硬直化していて疲弊している、と言えるのですが。
    また、amazonは、出版社と直接取引の場合も一部ありますが、ほぼ大部分は取次(主に日販と大阪屋)から商品を仕入れています。他のオンライン書店もほぼ同様。一般書店と流通上は変わりはありません。
    あと、書店のランキング上位を狙うための買い上げ行為というのは珍しいことではないでしょう。著者自らがひとりで買い回るというよりはファンや取り巻きなどに「この日にどこそこの書店で買って!」と誘導する、というやり方が多いかなと思いますが。amazonの場合は、一人で大量冊数を購入してもランキングには反映されない、というのが一般的な見方です。
    だらだら失礼しました。

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