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【Evernote】バックアップサービスとしての『安心感』【10本ノックその8】

Written on:10月 5, 2011
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前回、ノートは、『思い出』と『お役立ち』の間をいったりきたりするから、役に立つとか立たないとかで、情報を保存するかどうか悩まないほうがええでーという話をしました。

今回は、Evernoteに保存されるあらゆる情報は、常に相反する二つの属性を持ちつつも、ひとつのベネフィットに貫かれている、というおはなしです。

それが、タイトルにもなっている『安心感』。つまり、Evernoteに放り込んだすべての情報は、まず失われることがないという機能です。

PC上のデータバックアップを劇的に楽にした、というのは、Evernoteの素晴らしさのひとつとして取り上げて不足ないでしょう。Evernote以前にも、もちろんクラウド上にデータを上げてバックアップするという手法を取ることはできました。ただネットワークやPCについて、多少なりとも情報を持っていなければ使えない手法が多かったものです。(サーバを借りて、FTPアップロードでバックアップとか)

さらに言えば、クラウドのサービスが広がる前からHDDへのデータ同期などソフトウェアやサービスの提供はあったものの、初期設定や初期費用を鑑みてEvernoteほど手軽なものというのはほとんどなかったように思われます。

つまり、クラウド以前は、今よりずっとバックアップを怠りやすい環境にあり、それゆえに多くの人が突然のHDD故障などでPCに保存していたデータをとりこぼすという体験をより多くしてきたのではないでしょうか。

『データのバックアップは大切だ大切だ』といわれながら面倒だったものを、クライアントにドラッグアンドドロップするだけで、クラウド上にデータをバックアップしてくれる(しかも月間の転送制限があるだけで、データ総量は問われない)、という手軽さで実現してくれたのが、Evernoteの素晴らしいところです。

そして、この『データを取り込んだ瞬間バックアップが取れる』というEvernoteの機能は、ぶっちゃけ”PC上にデータを置いておくよりも安心できる”という状況を作り出します。

最近は、私が「なくしたくない」と感じるデータの行き先は常に2種類だけになりました。Evernoteか、Dropboxか、です。

使い分けは単純で、50MB以下のファイルで頻繁に更新しないものはEvernote、ファイルサイズが大きかったり頻繁に更新するものはDropboxに入れています。

これらのクラウドサービスを使うようになってから、『ファイルの行き先』を考えるのが、ものすごく楽になりました。
いままでであれば、「このファイルは大切だから、あとでCDーRに焼くために○○のフォルダに入れておかなくちゃ」とか、「このファイルも取っておきたいけど小物だから、自分宛にメール添付で済まそうかな」など、バックアップの有無で頭を悩ませていましたし、なによりバックアップの手間がかかりました。
HDDをまるごとバックアップすればこんな悩みも消えるのですが、バックアップのソフトウェアを買ったり、HDDを用意したり、バックアップの仕方を勉強したりと、初期費用が軽くないので避けていて、そうしているうちに、ある日突然ブルースクリーンが展開されて愕然とします。

それに引き換え、ドラッグアンドドロップで放り込めばバックアップが自動で取れる環境があり入り口は2箇所だけ、そしてその使い分けのルールも明確となれば、ほとんどファイルの置き場に迷うことがありません。

Evernote上に置かれているデータの価値は日々そのかたちを変えるものの、その土台となる機能価値は変わりません。

少しでも琴線に触れたデータは保存しましょう。それは前回お伝えしたように、保存した情報の価値が時間や環境に左右されて一定ではないからであり、また不変のものではないからです。

WEBページは消えます。PCは故障します。ついつい忘れがちですが、いざ起こったときの失望は深いものです。そうなるまえに、Evernoteに、欠片でも価値を感じる情報なら片っ端から詰め込んでみてはいかがでしょうか。プレミア会員として登録している人ならなおさら、Evernoteの高いバックアップ能力を転送量限界まで使いたいものです。

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