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【旅行】悪人または善人のシンガポーリアンおじいちゃんの話

Written on:9月 21, 2011
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 あの人の評価を下せぬまま、未だにもやっとしたままなのです。

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 先日、シンガポールで観光をしていて、ホーカーズ(屋台がたくさん集まったフードコートみたいな所)でおいしい麺を食べていたら、お向かいにおじいちゃんが座ってきました。
 場所柄相席上等なので、気にせずご飯を食べていたら、なにやら話しかけてくる。
 私の英語力じゃ、中華系シンガポーリアンのおじいちゃんが言うことの半分くらいしか分からない体たらく。
 でもお話自体はやたらと楽しいので、日本から来たんだ、とか、観光した場所、お土産のことなんかを色々喋っていました。

 私が麺を食べ終わる頃には、食後のお茶をおごるよと言って、甘くておいしいミルクティをくれました。
 雑談にも花が咲き、最後には「友達になろう」と言って、名前と電話番号を交換して別れました。

 そして、一人で最寄りの駅に歩いていく段になって、ふと気づきました。
 ポケットに入れていた財布がない!

 幸い取られた財布の中には現金だけで、パスポートもクレジットカードもあり、ATMで現金を引き出せば電車賃も出るのですが、さていつ取られたか、と思い返すと、確実に麺のお金を払った後~ホーカーズを立ち去る間まで、ってことになるよね・・・。

 その間私はほぼずっと、あのおじいちゃんと話していたわけで、注意が逸れているあいだに、食器を片付ける担当の人が持って行っちゃった、のだとは思います。
 そこまでは、まだ予想が付く。

 しかし問題は、私と話していたおじいちゃんで、
 もしかしてあの人、スリの片棒担いでたんじゃ・・・?っていう想像が・・・。

 いや、ただ私と話している間は本当にいい人で、通じない英語にも根気よくつきあってくれ、ご飯を食べ終わってもお茶までおごってくれておしゃべりした仲なのです。
 そんないい人を疑うのもどうよ?と思いつつも、うーん・・・。私のなかでは評価が定まりませぬ。
 いい人:悪い人 が、期待値込みで 9:1 くらいなかんじ。

 結局あのおじいちゃんは、悪人だったのか善人だったのか、どっちだ。

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