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【コミュニケーション】7年後に気づくギフト

Written on:8月 6, 2011
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 物を書く準備運動に、こんな話を。

 直接会ったことのあるかたはお分かりかと思いますが、私という人間はだいぶ女気が薄く、いわゆる女子らしい可愛げのないものです。

 それでもなんだかんだで素敵なお友達に恵まれまくっているのは、幼いころからいろんな人の『いいコミュニケーションの形』を見て触って育ってきて、それを知っているからで、その中でも特に影響を受けているのは、親族以外だと私の中1からの親友だなあと。

 小さな成功体験にもやたらと自信を持ちたがる自分とは違って、親友はいつも『あたまがよわい』とか言って自分が愚かであるように見せたがります。実際のところ、私が見るにまったくそんなことないんですけどね。学生時代も会社員になってからも、勤怠にまじめでほとんど無遅刻無欠席で通しているし、自分で興味を持っていることに対してはひたすらに情熱を注ぎます。いわゆる地頭のいいタイプ+芸術肌の人間、のように私には見えます。それが当時学校の授業に向かなかっただけじゃないの?私だって似たようなものだったしさ。

 私はこの子から、『知らないことに対して遠慮なく興味を持つ』こととか、『知らないことを恥ずかしがらない』ことなんかを学びました。どちらも社会に出てからいよいよ輝いているコミュニケーションスキルです。

 その子は、自分が知らないことについて遠慮なく質問します。こちらが説明してわからなければ素直に「よくわからない」と言います。
 その子は、よくわからないことが世の中にたくさんあるので、たくさん質問をしてきます。そして、「~ってこういうこと?」と、私が説明した内容を自分なりに咀嚼してしゃべるのですが、それもまたちょっと的外れだったりして、笑いながらそれを訂正する羽目になります。
 もともとボケ属性のはずの私も、この子にかかると、すっかりツッコミに転向させられてしまうのです。

 感情に素直で、でも多分無意識に、周りを楽しませようと頭を働かせていて、目を合わせるとにこっと笑って、一緒にカフェに行けば1時間なんて飛ぶように過ぎてしまう。

 そんな子と一緒にすごした中高6年間が今日も私の中で輝くのは、他の友達ともしゃべるときに、あの子の振る舞いをなぞっている瞬間を、いまさらながらに感じるから。人生、いつ、誰から、どんなギフトをもらっているかなんて、すべてわかりはしませんね。

 ただただ楽しかった学生時代から7年も経って、やっとありがたいと思うことだってあるんですからねぇ。

 こう考えると、あのころから、日記をとっておく習慣があったらナ、なんてことを思います。けれども、この気持ちこそ、まさに『あとの祭り』といいます。

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