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【レビュー】+7000円の価値はあるのか?ANAのプレミアムクラスに自腹切って乗ってみた

Written on:4月 11, 2011
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航空券の予約なんて、45日前の前割利用が当たり前!のおいらにとっちゃ、上級席のプレミアムクラス搭乗なんてものは、清水の舞台からなんとやらレベルの勇気が要ります。アップグレードをお願いするカウンター前をうろついては、お財布握ってぷるぷるしちゃう。

でも、どうしても乗ってみたかったんです、プレミアムくらす。

ちなみに、ANAになじみのない方へ簡単に説明しますと、国内線には普通席とプレミアムクラスという2種類の席の種類があります。プレミアムクラスは機体 の前方に配置され、足下にフットレストつき、一部の機体には個別の読書灯付き、というとっても快適かつ幅広なお席です。国際線のビジネスクラスみたいなか んじ。

この席を事前に予約しようとすると、株主優待を使わない限りは、普通席の当日販売と同じくらいのお値段がするという、とても庶民には手が出ない代物。ただ し、当日プレミアムクラスに空きがある場合に限り、国内どこへでも+7000円で普通席からアップグレードができます。たとえ、定価4万円のチケットを スーパー旅割16000円で予約していたとしても、+7000円でプレミアムクラスに搭乗可能。比較的お得度の高い搭乗方法なんです。(混んでなければ ね。)

というわけで乗ってきましたプレミアムクラス!
結果から言うと・・・特典をフル活用できるひとなら、かなりアリです。

プレミアムクラスのお弁当が大人気らしい

今回搭乗したのは、羽田→沖縄のプレミアムクラス。(もちろん、もとはスーパー旅割で予約していたモノよ・・・!)時間はちょうどお昼時で、プレミアムク ラスのカウンターでANAカードを見せアップグレードを申し出ると、「席はあるのですが、もしかしたら昼食が用意できないかも・・・その場合はお食事券の 引き渡しになりますがいいですか?」との打診。

「絶対に機内でご飯が食べられなきゃやだ!」という気分でもなかったので、OKしてアップグレードしてもらう。席は3A、前から3列目の左側の席。+7000円で乗せて頂けるだけでもありがたいことで、へぇ。

時刻は搭乗1時間前。

羽田では、プレミアムクラス搭乗者もANAラウンジを使えると聞いて、早速行ってみようと荷物検査場を通りました。この荷物検査場もプレミアムクラスユーザー専用窓口があります。一般の検査場が混み合っているときはいいですね。

無事に検査場を通り終え、左脇にはANAラウンジへの入り口。扉は磨りガラスで、いかにも”ここから先は高級ですっ。用のないひと立ち入り禁止っ”という雰囲気を醸し出しております。うん、普段だったら私も全く近づこうとも思わない領域ですね。

恐れおののきつつも、中に入り、エスカレーターを一階分登っていくと・・・


超優雅なカフェ&バー スペースが広がっていました。

一面硝子張りで陽光が明るく入り、椅子も机もゆったりとしたつくり。セルフサービスのドリンクバーには、ビール、焼酎、ウイスキー、紅茶等一般的なソフトドリンク、さらには野菜ジュース、トマトジュース、青汁まで!

私は、窓際の席に腰掛けながら、野菜ジュースと青汁をぐびぐびしてました。ケール超うめえ。思わず何杯もおかわりを・・・(おいしい青汁を無制限に飲ませてくれる所なんて滅多ないですからね!)

さらに、見た限りでは、各テーブルに電源が用意されているようです。出立前にPC等で作業をしたいひとにはぴったりですね。事実、平日だったこともあってかラウンジはスーツを着たビジネスパーソンであふれていました。

酒を飲みながら作業して、空の上でも酒飲んで・・・みたいな優雅な出張が出来るひともいるんだなあ、とその様子を見ながら感心。まあ、実際の所酒飲みまくってるビジネスパーソンは見かけませんでしたけどもね。

空の上のサービスも、さすがにプレミアムは格が違った

そんなこんなでまったりしていると、あっという間に搭乗時間。むしろ搭乗受付終了ギリギリに。慌てて手荷物を持って、搭乗口に向かいました。
うーん、ラウンジ1時間前到着はもったいなかったなあ。
この調子なら、本を1冊もって2時間前から居座れば超充実したろうと、そんな庶民的なことを考えつつ。次回こそは、うす。

(ちなみに、今回は恩恵にあずかっていませんが、プレミアムクラスユーザーには優先搭乗権があります。搭乗時に長い列に並ばず、すいすい行けるのはきっとらくちん。)

時間がぎりぎりなので、地上係員のおじさんにちょっと煽られたりしつつ、搭乗。

搭乗するとき気づいたんですが・・・

なんと、今回乗ったの、ポケモンジェットでした!!!


超テンション上がりまくり。

とりあえず搭乗の通路から写真を撮って、機内への入り口で写真を撮ってと、一人でめっちゃきゃっきゃしてました。

その後、機内に入って荷物を置いて、一息つくと、CAさんが「この度はご搭乗ありがとうございます」と声を掛けてくださる。これにはびっくり。(最初は、何か悪いことしてるのかと思って超きょどってしまいましたw)

さらに、「新聞はいかがですか?」「上着をお預かりしましょうか?」と聞いてくださった。どうやら、プレミアムクラスの場合は、搭乗者ひとりひとりにこんな感じで聞いて回るみたいです。

万年エコノミー体質の私にゃ新鮮すぎてびっくりですヨ。

上着をお願いし、新聞は日経を。

席前方のポケットには、普通席と同じ情報誌や安全のしおりのほかに、プレミアムクラスについて案内するしおりが入っていたので、出発するまでずっと読んでいました。

シャンパン、赤白ワイン、焼酎、日本酒が全部のみ放題、ソフトドリンクも高級そうなのが豊富、と。ふむふむ・・・

ずーっとそのパンフを読んでいたので、多分プレミアムクラス初心者だと思われたのでしょう。(実際その通りだがな!)CAさんが、「プレミアムクラスをお楽しみくださいね」と笑顔で言ってくださる。ちょっと恥ずかしくも、嬉しくて。楽しみます!

CAさんが声を掛けてくださったのをこれ幸いと、ポケモンジェットの話を振ってみる。「今就航しているポケモンジェットは2種類あって・・・」「ピカチュ ウとお花バージョンがあり、今日乗っているのはお花バージョンで・・・」などなど、面白い話を聞かせてくださる。CAさんとこんなに長話できるのも、こっ ちの席の特権だよなあ。

ちなみに、なんと後ほど、ポケモンジェット2種のポストカードを頂きました!普通席でも、CAさんにお願いすれば頂けるポストカードだけど、こちらからは お願いしていないのにわざわざ持ってきてくださって、しかも「今お客様が乗っていらっしゃるのは、このお花の柄のあたりですねー」と、指で教えてくださったの が、とってもうれしくて。記念になります。

そんなこんなで出発時刻、飛行機はぐんぐん高度を上げていきます。上空でベルトサインが消えたら、さあお楽しみの昼食っ!

「お昼ご飯、料亭から持ってきました」

無事に私の分も数が間に合ったらしく、いただけることに。

出てくる昼食は、和食か、洋食か?はたまた行き先伝統の沖縄料理か?と身構えていたら・・・

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「本日のお食事は、山形の料亭嘯月の二段重でございます」

りょう・・・てい・・・?

なんかゴージャスなのきたー!料亭なんか行ったこともないよー!!

よくよくプレミアムクラス案内を見てみたら、お昼と夜の時間帯は、匠味というスペシャルなご飯が出るらしいですねっ。なるほど、これは数が足りなくなるはずだわ・・・

さらにおみそ汁もついでもらい、いざっ!お昼ご飯です。

お弁当のふたをかぽっとあけてみると・・・


超 う ま そ う

早速いただきました。

煮物がうまい(;w;) 焼き物うまい(;w;) おつけものがうまいぞおおおおお!

と、終始こんな感じでございます。

強いて言えば、ご飯がまだちょっと冷えていてかためかな?と感じたけれど、いやもうね、そんなこと気にならないくらいうまいから。特に煮物。味付けが上品すぎて・・・!

もちろん完食いたしました。ごちそうさまでした。

それとね、おみそ汁がなんかやたらうまいんすわ。多分これお弁当についてるやつじゃなくて、ANAのおみそしるじゃないかと思うんだけれども。具がたっぷり入っている訳じゃない、多分ねぎがちょっと散らしてあるだけ。なのにうまい。おだしパワーか・・・!

思わずおかわりいただいてしまいました。

その後、食後の飲み物もいかがですか?と聞いてくださって、いろんな飲み物を試した。ダージリンティ、シャンパン、ANAオリジナルのコンソメスープ。

特に、コンソメスープは結構濃いめの味付けだけれど、飲んでいてほっとできる味でした。寒い日にぴったりだろうな。

リクライニング最強伝説

さて、ご飯を食べ終わったら眠くなるモノ。試しに、どれくらいリクライニングが下がるのかな?と試してみると・・・

後ろのひとに遠慮してしまうくらい下がる下がる下がる!(もちろん、後ろの方にはひとことおかけしました)

さらに、フットレストをめいっぱいまで上げると・・・

これで寝るな!っていうほうが無理な体勢に。

リクライニングを下げたときに地味に嬉しいのが、どれだけ下げても、自分の顔の脇に空きができないこと。隣の席がリクライニングせず、自分だけがめいっぱ いリクライニングしたときにできる、斜め後方のひとから自分の寝顔が見えてしまう、あのスペースが出来ないのがすばらしい。

速攻寝ました。ご飯食べた後だけど、是非もねえ。

そして空港へ・・・

気持ちよく寝ていたら、耳が詰まる感覚で目を覚ます。そう、気圧の変化ってやつです。キーンとするのを、つばをのんでやりすごす。
ふたたびシートベルト着用サインが光り、機体はどんどん高度を下げて、美しい海が眼下に。(沖縄にいくときって、結構な低空を長時間飛ぶんですね-。いつ、どの島に降りるんだろうとどきどきしながら待ってたけど、ずっと飛行を続けててあるぇー?ってなった)

そしていよいよ着陸。前方のドアが開くと、やっぱりプレミアムクラスから先に外に出られます。(席の位置的にもね)現地に着いたら速攻で行動しなきゃ間に合わない!というひとも、プレミアムクラスを使ったらいいのかもしれない。まあ、本当にちょーっとの差ですけどね。

そんな感じで、私のプレミアムクラス搭乗の旅は終わりました。

このあと、預けた荷物を引き取る方は、プレミアムクラス優先で出てくるそうですが、私は機内持ち込み手荷物がすべてだったので降りたらあとはなにも変わりません。

はじめまして沖縄!

結論:7000円の価値は

個人的には、「ある」と思います。
たとえば、ANAラウンジを使うには3000円かかります。さらに、プレミアムクラスの食事を普通席で食べようとすると1800円です。これだけで4800円。

これに加え、

・優先搭乗
・優先到着
・専用の手荷物預かり場
・専用保安検査場
・荷物の引き取りも優先
・シートの質が抜群
・プレミアムクラス専門のCAさんがついてくれる
・ドリンク(アルコール含め)飲み放題
・マイル積算率+50%
・プレミアムポイント搭乗倍率+50%(国内線の場合、プレミアムポイントが、基礎マイル数の100%up)

などを勘案すると、決して高い買い物ではない、といえるのではないでしょうか。

ただし、これらのメリットをめいっぱい享受するために、覚えておきたいこともいくつか。

・ANAラウンジがない空港では、ラウンジ使用権がつきません
沖縄にはANAラウンジがないので、 羽田→沖縄ではラウンジが使えても、 沖縄→羽田では使えません。

・時間帯によってはカフェになったり。
プレミアムクラスの搭乗時間帯によっては、お弁当が出ないことがあります。匠味を是非食べてみたい!というかたは、搭乗する便で匠味が出るかを事前にチェック。

・荷物を全て機内持ち込みの方は、荷物預け優先権があまり役に立たない
ちなみに、預けられる荷物重量も制限が緩く、40kgまで無料。(普通席は20kgまで)
たくさん手荷物を持ち込むひとにはいいですね!

・全国一律+7000円なので、遠距離路線の費用対効果が高い
逆に、近距離線で当日アップグレードをすると損をすることもあるようです。(普通席とプレミアムクラスの価格に7000円以上の差がない場合)

個人的には、上記の条件がぴったりはまったときには、是非もう一度お世話になりたいと思うプレミアムクラス旅でした。みなさんもぜひご活用のほどを!

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